🗐 痔の手術入院記

No.11

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2007年01月17日 1日目
 
 医師の回診の後、目を覚ますとニワトリが鳴いている。部屋の中も明かりが漏れている。朝までグッスリ寝られたようだ。お袋に時間を聞くと「12時だよ!」????まだ3時間しか寝てない????何なんだあのニワトリ。夜中の12時から鳴きやがって(--#)病院の看板の明かりが部屋の中に漏れてやがる。なんとか眠りに付こうとするが、痛みが増してきて眠りに付くことが出来ない。しばらく、うとうとしてたであろうか。再び目を覚ますと、2時であった。その次は4時であった。4時に目を覚ましたら、前日手術後からずいぶん寝ているのでもう寝ることが出来ませんでした。
 しばらくすると尿意をもよおしてきました。でもまだ立ち上がることが出来ないので、当然ベットの上で尿瓶にすることになる。出ない!1時間近く奮闘するが、全く出る気配が有りません。ベッドの上でしかも肛門に力が入らないので全然出ません。諦めて、立ち上がれる様になるまで我慢することにしました。
 6時になり看護師が回診に来ました。血圧を測り、異常が無いことを確認した際に、「もう起きても良いですか?」と聞いたら「良いですよ」とのこと。助かりました!早速トイレに行ったのですが、出ない!便器の前で5分ほど奮闘したでしょうか。チョロチョロと出てきました。肛門に力を入れることが出来ないので、勢いよく出せません。最後も切れが無く、ずいぶん長く放尿していました。とりあえず、第一関門クリアです。再び導尿のお世話にはなりたく有りませんから。
 思ったほど痛くないと思っていたんですが、やっぱり痛いです。急遽、頓服として、カロナール細粒を処方してもらいました。
 朝の食事は、おもゆです。座ることが出来ないので、ベットに横になりながら食しました。この時、前の晩から出されていた水を一気に飲みました。
 先生の回診は自分のベットの上です。お尻の周りに貼ってあるテープを剥がす時にでさえ、「ビクッ」とします。特に問題ないようで、処置をして帰られました。
 午前と午後に1本づつ点滴を受けました。点滴中はトイレに行けないので、何度もトイレに行くように促され行ってみましたが、出ませんでした。点滴の際に看護師に痛み止めが欲しい旨伝えると、ロルカムを処方されました。胃には良くないでしょうが、短期間であり痛みを抑える為にはしょうがありません。また、おしっこの出も良くないので、エブランチルも処方されました。
 昼飯と晩飯はお粥です。1日以上食事をしていなかったので、あっという間に平らげました。まだ普通に座れないので、半ケツ座りです。
 この日は、痛みに耐え点滴のためベットに寝てることが多かったです。お腹が張ってガスが貯まっている様です。おならが沢山出ますが、勢いよくすることが出来ません。

** 処方された薬をネットでしらべてみました。**

<ヘモナーゼ>痔の治療薬
 主な作用:炎症を抑え痛みをやわらげる作用のあるブロメラインと、血行をよくするビタミンEを配合したもので、痔核・裂肛の痛み、腫れなどの症状を改善します。
 副作用:発疹、発赤などの過敏症状、下痢・便秘などが起こることがあります。

<オフタルム>止血剤
 主な作用:毛細血管を補強して抵抗力を強め、毛細血管からの出血を防ぐ作用があります。血液の凝固のしくみには影響を与えません。皮膚、粘膜、眼底、腎臓、子宮などの出血や手術の際の止血またはその予防に用いられます。
 副作用:食欲不振、胃部不快感、発疹などの過敏症状が起こることがあります。

<オゼックス>合成抗菌剤で、細菌による感染症の治療薬
 主な作用:ニューキノロン系と呼ばれ、抗生物質に匹敵するほどの抗菌力をもつように合成された抗菌剤です。ブドウ球菌、レンサ球菌などの化膿菌、大腸菌、そのほかの腸内細菌、インフルエンザ菌、肺炎球菌などに殺菌的に作用するので、呼吸器系、尿路系、消化器系、眼科、耳鼻科領域などの感染症に広く用いられます。また、腸チフス、パラチフス、炭疽、コレラにも用いられます。
 副作用:発疹、かゆみ、光線過敏症、ときに間質性肺炎、間質性腎炎などの過敏症状、胃の不快感、食欲不振、吐き気、下痢、大腸炎などがあります。とくに高齢者、腎障害、糖尿病の人では低血糖が起こることがありますので観察が必要です。またけいれん、意識障害が起こることがあり、強い脱力感、筋痛のときは筋肉障害のおそれがあります。アルミニウム、マグネシウム含有の制酸剤、鉄剤、カルシウム含有剤との併用すると本剤の吸収が阻害されることがあるので注意してください。

<ニコラーゼ>消炎酵素剤
 主な作用:タンパク分解作用があるので、炎症により生じた膿や粘液、痰を溶かして排出しやすくします。また、消炎作用があるので、炎症によって起こっている腫れをとり、痛みをやわらげます。手術や外傷後の腫れや痛み、副鼻腔炎をやわらげたり、気管支炎、気管支喘息などで痰をきれやすくするために用いられます。
 副作用:発疹や、まれに重篤な皮膚障害などの過敏症状、下痢、食欲不振などが起こることがあります。ときに著しい過敏症の症状があります。

<カロナール>解熱・鎮痛剤
 主な作用:体温調節中枢に作用して、皮膚の血管を拡張し、体表からの熱の放散を増すこと、つまり汗を出すことによって熱を下げます。また痛みの感受性を低下させて、痛みの感覚をやわらげることによって、鎮痛効果を示します。
 副作用:発疹からショックにいたる、さまざまな程度の過敏症状や、胃腸の粘膜を刺激するために起こるむかつき、食欲不振、胃痛などがあります。ほかに横紋筋融解症も指摘されています。また、長期間続けて服用すると、腎臓や肝臓に障害を起こす可能性があります。まれに重篤な皮膚障害、ごくまれに過敏症として発熱、咳、呼吸困難を伴う薬剤性間質性肺炎の報告があります。小児用解熱剤、シロップや坐薬では腹痛、下痢、過度の体温下降などで、重大な副作用は大人の場合と同様です。

<粉薬>下剤(軟便剤?)+胃薬(胃薬が混ざっているのを知ったのはかなりあとです)
薬名不明です。

<ロルカム>非ステロイド性の消炎・鎮痛剤
 主な作用:慢性リウマチ、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎における消炎鎮痛に用います。アラキドン酸代謝におけるシクロオキシゲナーゼ(COX)活性を障害することによって、プロスタグランジン合成を抑制することが主な作用のしくみです。
副作用:最も重要なのは消化性潰瘍で、これは消化管粘膜の抵抗性に最も重要なプロスタグランジンの産生がこの薬の作用で抑えられることによるものです。したがって消化性潰瘍の人には使いません。粘膜保護薬を併用することが望ましいです。一般的な副作用は上腹部の痛み、不快感、吐き気、発疹などですが、血小板減少、急性腎不全、皮膚粘膜眼症候群など、重い副作用の報告もあります。大量の連用では造血障害、出血化傾向、腎障害、肝障害、心不全、高血圧症の増悪が起こりかねませんので注意してください。妊娠中、授乳中の婦人や小児には使用を避けたほうがよいでしょう。

<エブランチル>α1遮断系の高血圧症、排尿障害の治療薬
 主な作用:交感神経性のα1受容体を遮断することによって、交感神経が支配する末梢神経の血管収縮を抑え、末梢血管を拡張することによって、血圧を下げます。また、交感神経性α1受容体により支配を受ける、下部尿路の平滑筋の収縮を抑え、これを弛緩し、さらに前立腺内の圧を低下させるので、前立腺肥大で排尿が困難になった人の排尿を助けます。神経因性膀胱に伴う排尿困難にも適応があります。
 副作用:頭痛、動悸、めまい、耳なり、吐き気などの胃腸症状、口やのどの渇きなどが起こることがあります。症状により徐々に服用量を増していきますが、そのときに立ちくらみ、意識が薄くなるなどの症状が出ることがあります。

<コンスーベン液>緩和な下剤
 主な作用:胃や小腸をそのまま通過して、大腸の中で腸内細菌の作用を受けて活性化し、大腸の蠕動運動を刺激したり、腸管から水分が再吸収されるのを阻止したりする作用によって、排便を促します。便秘の治療、造影剤服用後や手術後の排便に用いられます
 副作用:腸管から体内にはごく一部しか吸収されないので、大きな副作用はありません。腹痛、お腹が張る、腹鳴などが起こることがあります。
 コンスーベン液は退院後使用するのですが、術後2日目に飲む下剤と一緒に渡されました。

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