🗐 痔の手術入院記

No.8, No.7, No.6, No.5, No.4, No.3, No.2

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2007年01月09日 通院4回目 1,340円

 今日指を突っ込まれに行ってきました。診察内容は、前回と同じです。

 来週の手術の説明を受けました。

*もらった書類。
・手術同意書、入院診療計画書入院のご案内
入院中のお願い
 付き添いが当日から翌日夕方まで必要だそうです。子供が小さいので、妻ではなくお袋に頼むつもりです。
 他に、手術室が有る1階から病室が有る2階へ患者を運ぶため、健康な力のある男子が1名、手術後に必要と言われました。どうしてもいない場合は、要らないそうです。自分の場合、親父は居るのですが、もう年がいってますのでとても自分を運ぶ力も有りません。したがって、連れて行かない事にしました。当日、多分看護師が運ぶのでしょうが、男子が必要と言っているので女性の看護師しか居ない事が想像されます。さて、どうやって私を運ぶのでしょうか?
入院に際し持参する物<補足>
・T字帯はもっと有った方が良いかもしれません。入院中はパンツをはかないし、横漏れしてT字帯が汚れます。
・術後3日目位からナプキンを使うのですが、絆創膏と合わせて病院で購入出来ました。
・暇つぶしの本やゲームは必須です。
・携帯電話は持ち込めました。入院患者は全て痔の手術を行った方なので、医療機器が装着されているわけでないので可能で有ったと思われます。総合病院でいろいろな症状の入院患者が居ると、携帯電話の持ち込みは出来ない可能性が有るので確認した方が良いと思います。

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通院3回目 2,110円
 
 本日、3回目の診察です。結構混んでいたので「大夫待たされるなぁ」と思いましたが1時間ほどで診察室へ。
 診察内容は、前回と同じです。血液検査の結果はGPTが少し高かったですが、特に問題なしです。来年最初の診察時に手術の詳しい説明をしてくれるそうです。
 座薬がヘルミチンからネリプロクト(注入軟膏)に替わりました。

** 処方された薬をネットでしらべてみました。**

<ヘルミチン>
主な作用:肛門付近の静脈がうっ血して,腫れている状態が痔核です。この薬は,局所麻酔薬に,腫れている患部の組織を収縮する薬を配合したもので,痔核・裂肛の痛みなどの急性症状を改善します。また肛門部の手術の傷にも用いられます。
副作用など:かゆみ,局所の刺激感などが起こることがあります。<br>用い方と注意:痔核を治すには,患部を清潔にし,食事に注意して便秘や下痢をしないように気をつけ,アルコールの飲み過ぎ(静脈がうっ血するので)を避けるなど,日常生活の注意が大切です。

<ネリプロクト>
主な作用:肛門付近の静脈がうっ血して腫れた状態が痔核です。この薬は,副腎皮質ホルモン剤に局所麻酔薬を配合したもので,痔核に伴う痛みや腫れなどの症状を改善します。しかし病気そのものを治す薬ではありませんし,細菌やかびによる感染症がある場合は,悪化することがあるので,一般には用いられません。使う必要があるときには,化学療法剤を併用します。<br>副作用など:過敏な人では皮膚の刺激感や,かゆみが起こることがあります。長期間用いると,まれに全身作用を起こすことがあります。
用い方と注意:坐薬は1日1個ずつ2回肛門内に挿入します。軟膏は1日2回肛門内に注入します。1週間をめどに用います。

1週間をめど?年末年始休暇が有るので2週間分処方されました。

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<雑感>

 薬の副作用に食欲不振と下痢があります。
 食欲不振に関しては、体に蓄え(脂肪)が有るのでダイエットに丁度良いかと思っています。
 下痢も便が緩くなる位(胃薬はそのために処方されていたんですね)ですが、1日1回が1日2回になってしまいました。今までは、夜風呂に入る前に排便していたので、「清潔+温まる」で穴の為には良いのですが、朝の排便は一寸辛いです。
 座薬を挿入する事になれてきました(※)が、やはり朝晩2回共煩わしいです。今は早く取ってすっきりしたいです。

(※)直ったら、違う物を入れるようになったりして(^_^)
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通院2回目 6,920円

 この約1週間、排便時の出血は1回のみで済みました。
 会社に提出する診断書が必要になり、翌月曜日に診察するつもりだったのを、前倒ししました。
 診察は、初診と同様。看護師は前回と異なり、若い娘でした。おじさん、一寸恥ずかしかったです。診察は、まだ腫れているとの事です。看護師に前回と同じ処置をしてもらい終了。
 手術に必要な血液検査のために、採血しました。
疑問:何故に看護師は肛門科を就職先に選んだのか?きっと「S」の様な気がします。。。。
治療費の内、3,150円は診断書代です。(何故か日付を間違えています。)
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2006年12月13日

 電話で手術の予約を入れました。都合がつきましたので早く苦痛から逃れたいので、最短の1月16日に決定。入院等の詳細は、入院が近づいてきたら説明するとの事です。
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2006年12月11日 初診

 やっぱり「穴」を見せるのは恥ずかしいが、もうそんなことは言ってられない。医者は「穴」を単なる治療対象としか見てないので、こちらが恥ずかしいと思うだけで医者は何とも思っていないはず。
 病院は案の定20年前と同じであった。評判の医院であるので駐車場は一杯であるが、運良く1台分空いていた。
 受付に初診の旨伝えるとお決まりの問診表を渡される。痔の症状等を書いて受付に渡す。昔の医院なので受付にプライバシーは無い。受付で話すと待合いの皆に全てがわかってしまう。この医院は内科もあるので近所のかかりつけ医院として利用しているらしくかなり混んでいる。
 1時間ほど待たされて、いよいよ診察である。
 まず、ズボンを膝まで降ろし膝を曲げて尻を医者に向けて横になる。(シムス体位)
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 外側を眺められ「外も腫れてるね」とのこと。そしていよいよ、指を挿入されます。さしたる抵抗も無く入って行きます。たしかに、指なんてうんちより細いから簡単に入ります。45年守ってきた、処女を奪われました(T.T)「大夫育っているのが、3つ有ります」とのこと。
 その後、穴を広げる器具(肛門鏡) を入れて目視されました。その際、出血し易い箇所でしょうか?レーザーの様な物で焼いているようでした。神経が無いらしく、痛くありません。看護婦さんに、座薬を入れられ、外側に軟膏を塗りガーゼで覆います。その後肩に注射をされました。何の注射ですか?と聞くと、「止血です」と言われました。その後、先生のありがたいお話です。

 診察結果:内痔核(3度)、外痔核および脱肛     
 治療法:入院、手術です。やはり予想通り手術でした。<痔疾患治療法>
 手術は来年1月16日以降に出来るとのこと。都合を付けて予約を入れて下さいと受付で言われました。
 1週間分の内用薬(4種類)と外用薬(座薬・軟膏)を受け取り、次回通院は1週間後。
 内用薬は1日食後3回、外用薬は1日朝晩2回です。

** 処方された薬をネットでしらべてみました。**

<ヨーチミン>:外傷後の腫脹、痔核の腫脹の緩解、痔核の出血の緩解、痔核の疼痛の緩解、痔核の痒感の緩解、術後の腫脹

<オフタルム>:毛細血管抵抗性の減弱および透過性の亢進によると考えられる出血傾向(例えば紫斑病)/毛細血管抵抗性の減弱による皮膚・粘膜・内膜からの出血,眼出血・腎出血・子宮出血,手術中・術後の異常出血

<ヘモナーゼ>:痔核・裂肛の症状(出血,痛み,腫れ,かゆみ)の緩解,肛門部手術創

<つくしA・M>:胃腸の諸症状を改善する薬

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2006年12月09日 ついに!

 午前中ダイニングの椅子に座り、立ち上がった際に椅子にが!!直ぐに出血は止まりました。その後、昼間は買い物等普通に外出し、1日を過ごしました。
 入浴前にいつもの様に排便をしましたが、この時出血は有りませんでした。痔になってから、家のウォシュレット 付きの便座でしか排便出来ない体になってます。(※)
 夜、横になっていたらなんかお尻が冷たい。再び出血しました。この後、1時間以上止まらず、止血に大変苦労しました。何とか止まりましたが、寝る際に妻に生理用ナプキンをもらい、お尻にあてがってから寝ることにしました。寝てる際に再び出血したら、、と不安になりながら。
 いよいよ20年近く患っていた「内痔核」 が爆発したようです。意を決して肛門科に行くことにするが、翌日は日曜日である。
 病院と言ったら20年近く前に会社の後輩が手術した、隣の市の肛門科しか頭に思い浮かばない。市内の病院に行くより距離は有るが、道路は比較的空いていて移動時間も短いような気がする。
 翌日、ネットでその病院を調べるが、サイトが無有りません。掲示板に少し書き込みが有り、悪くはないようです。それに、大腸・COM に参加している専門医」である事は判明しました。
 他に通院できる範囲には名前の知れた2,3の総合病院に肛門科がある。大腸肛門専門の最近出来た病院は、無いようであります。総合病院の評判は不明で、総合病院だから必ずしも良い病院とは限らないので、やはり最初に行く事にきめた病院に行く事にする。不安は施設が以前のまま建て替えていないとなると、入院した場合の生活は窮屈なものになるのではないかという事です。

(※)会社の和式トイレではとてもじゃないが、する気になれませんでした。胃のレントゲン撮影後に飲む下剤なんて飲んだ日には悲劇です。バリウム が固まってしまうのをおそれつつも、下剤は帰宅直前に飲んでいました。幸いにも、その後便意を催しごく普通のうんち状態で排便する事ができました。固まっていたら、さらなる悲劇を生んでいたでしょう。
 また、出先でもしたくないので、下痢にならないようには注意していました。

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